歯垢と歯石はどう違う?歯医者のブラッシング指導と予防法

歯周病から歯を守る!正しいブラッシング法とは

歯周病について

歯にさまざまな影響を与える歯垢と歯石はどのようなものなのでしょうか。 それぞれの特徴についてご説明します。 歯垢と歯石は同じものだと認識をされる方も少なくはないようですが、実際には歯垢と歯石は異なる別物になります。 歯垢が時間が経って進化したものが歯石となります。

歯垢と歯石の違いについて理解しよう

歯周病は日本人の多くの方がなってしまう病気です。
歯周病とはお口の中の病気であり細菌などがお口の中で広がり歯ぐきや骨が溶けてしまう病気となっています。
歯周病は軽度から重度のものに分けられます。
まずここではそれぞれのレベルについてご説明します。

軽度の歯周病では歯茎に炎症が起き、数ミリ程度の隙間が歯と歯茎の間にできはじめます。
この隙間が2mmから5mm程度の隙間であると軽度の歯周病とされます。
次に中度の歯周病になった場合には、この炎症が悪化しはじめより隙間の幅がさらに大きくなってきます。
7mm前後の隙間となりますと中度の歯周病とされます。
まだ中度の歯周病になると歯がグラグラと揺れはじめます。
そして重度の歯周病になると隙間がさらに大きくなります。
また揺れはじめていた歯も左右に大きく揺れるようになると重度の歯周病と言っても過言ではないと思います。

これらの歯周病の治療内容としては、できてしまった隙間を埋めることやひどい場合には手術になる恐れもあります。

では歯周病の原因は一体どのようなものなのかと気になる方もいらっしゃるかと思います。
歯周病の原因は歯垢や歯石となります。
これらが溜まり続けることによって歯周病に発展してまいります。
歯垢や歯石を溜めないように普段から丁寧な正しいブラッシングを心がけるようにしましょう。
ここでは歯垢や歯石とはどのようなものなのか。
またこれらにはどのような違いがあるのかについて詳しくご説明します。

当たり前に行っている歯磨きに工夫を

日頃から当たり前のように行われている歯磨きですがご自身の歯磨きは本当に正しい歯磨きと言えるでしょうか。 ここでは正しいブラッシングのポイントについてご説明します。 ポイントを押さえたうえでご自身のこれまでの歯磨きが正しい歯磨きであったかどうか確認をしてみましょう。

磨く箇所を気にしながら磨こう

歯磨きの際に意識することについてご説明します。 歯磨きのポイントを押さえながら歯磨きをするとともに、歯磨きをする際には高い意識で行うようにしましょう。 意識をするだけでもとても歯磨きの効果は上がります。 ただ歯を磨くのではなく意識をしながら歯磨きを行いましょう。